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ここでは皆さまの疑問質問にお答えしたいと思います。随時更新していきますので、どうぞお楽しみに!

※診療の中での質問にお答えしたものです。ホームページに寄せられた質問にお答えするものではありません。

目次

Qうちには5歳と3歳の男の子がいますが、2人とも季節の変わりに目風邪をひきます。なぜでしょうか?また気をつけることはありますか?
季節の変わり目は、日中は気温が高く、朝夕は急に涼しくなります。
体が対応しにくいうえ、この時期に風邪のウィルスが流行するので、風邪をひくことが多いのです。
幼児期は平均して1年に4~5回風邪を引くのが普通と言われていますし、兄弟であれば、1人が風邪をひけば当然他の子にもうつります。したがって上の子が3歳のときより、下の3歳の子は風邪をひく回数は多くなります。
栄養のバランスが取れた食事をして体力をつけること、気温の下がる朝夕はこまめに1枚余分に着せることが大切です。

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Q小学校入学時に、うちの子はクラスの中で背が低いことに気が付きました。大きくなれるんでしょうか?
3歳児時の身長の順位は、60~80%の確率で成人したときも同じ順位を示すといわれています。したがって、このまま成長すると、平均身長に達しないこともありそうです。

統計上は、一学年でいちばん小さい人を集計すると、その半分は
家族性低身長低出生体重性低身長(満期産であっても出生時の身長が47センチ以下で、その後も身長の伸びが悪い)、栄養性低身長(生来小食で、発育に十分な栄養を取れない)、思春期遅発症(いわゆるオクテ)などです。
成長ホルモンや、甲状腺ホルモン不足で身長の伸びの悪い人は15%くらいなのですが、調べてみると原因が分かり、治療法のある場合が多いのです。
ご心配であれば、このお子さんもいつかは伸びると思わず、専門医に相談されることをおすすめします。

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Q小学校4年生になる10歳の娘がいます。昨年は今までにないほど、身長がよく伸びました。初潮があり現在140cmになりましたが、これからも今までのように伸びますか?
正常の身長発達をする男子は、12~13歳の1年間に約10cmの急激な身長発育があり、翌年に伸びがやや鈍化した後で声変わりがあります。女子では10~11歳の1年間に約8cm身長が伸びた後、1年以内に初潮があります。全国平均では、男子は14歳で155cm以上になると変声期を、女子では12歳で145cm以上になると初潮をむかえます。

最終身長は、二次性徴が明白なる前の身長で決定します。男子で変声後は7cm女子では初潮後は5cmしか伸びないとされます。そのため男子は150cm以下、女子は140cm以下で二次性徴が明白になると、成人時に低身長になると考えられます。

相談者の娘さんは、思春期早発症に近いと思われるので、発育過程が分かるような学校の保険手帳などの資料を持って、専門医への受診をお奨めします。

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Q11歳男の子がいまして、クラスで一番背が低いのですが、父親はいつかは伸びるから心配ないと言っています。大丈夫でしょうか?
この年齢で背がとても低いのに、成長期の後半で急激な伸びを期待できるのは、いわゆるオクテ(思春期遅発症)の中の1/3くらいしかありません。中学生後半から高校生まで、ずっと身長の伸びるこのタイプには、家系的色彩が強く40%くらいが遺伝によるものといわれているので、両親の成長期を思いだし、そのような事がないのなら子供に「いつかは背が伸びる」と根拠のない夢を描かないほうが堅実でしょう。

思春期が来てしまうと男子では7cm、女子では5cmしか背が伸びないのは明白な事実なので、身長の伸びを期待するなら思春期前が大切です。

6歳から10歳の間に同学年で比較して背が低いグループに入り、毎年の身長測定の結果もずっと同じ傾向を示しているなら、オクテの特殊型(思春期後半に身長急伸)と思わず、専門医を受診されるのが良いでしょう。

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Q9歳の息子の身長は、クラスで前から2~3番目です。最近はどんどん太ってきて、身長の伸びも鈍ってきました。
「ずんくり・むっくり」という言葉があるように、太っている人に背があまり高くない場合はあります。また、太っている子どもの方がやせている子どもよりも早く思春期が訪れることが多く、最終身長は低くなると考えられます。男子は声変わりが始まると平均7cm、女子は生理が始まると5cmしか身長が伸びないといわれます。従って男子で身長158cm以下、女子で145cm以下で第2次性徴(思春期)が始まると、成人男子の標準身長170cm、成人女子の標準身長157cmに達しないことになります。

背の順で前の方の子どもは、両親のどちらかは背が低い、出生時身長が50cm以下、2歳まで十分な食欲がなく母子手帳の発育曲線の正常下限だったのではないでしょうか。加えて肥満から思春期の出現が早いと一層低身長になることも考えられるので、専門医に相談すると良いでしょう。

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Q10歳の息子は生まれたときから標準より小さく、母子手帳発育表のグラフでは1番下の線でした。今後、標準身長まで伸びるかどうか心配です。
満期産での正常出生時身長は、50cmとされていますが、47.5cm以下で体重も3kgを下回り、それ以後も母子手帳発育表の一番下の線(3%ライン)にある場合を低出生児性低身長といいます。このうち、小学校で標準身長に達しない子どもの50%は成人になっても背が低く、成人の20%がこの低出生児性低身長だったといわれております。

2~3歳の成長に一番大切なのは栄養で、成長ホルモンはあまり影響しません。食事の量が極端に少ない状態で幼児期を過ごすと、それが本人の正常な食事量となり、成人までの成長を妨げるのです。このほか最終身長を決定づけるものに父母の家系の遺伝があり、4歳以後は成長ホルモンも大きく関係します。

標準身長を大幅に下回っている場合は母子手帳や学校での成長記録を持参して、専門医に相談するのが良いでしょう。

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Q9歳の息子は食が細く、ミルク嫌いで離乳食も十分に食べませんでした。
現在クラスで身長が一番低く、将来伸びるかどうか心配です。
低身長の人に幼児期の食事について聞いてみると、栄養不十分だったと思われる人の割合は、50~60%です。2~3歳に栄養を取っていないと身長の伸びに大きく影響が出て、成人後も男子で164cm以下、女子152cm以下になることが多く、低栄養性低身長といいます。

成長ホルモンの分泌が少ないことが低身長の原因として知られていますが、この中にも乳幼児期の栄養不十分の人は見られます。身長の伸びに影響するものを年齢別に分けると、0~3歳は栄養、3~10歳は成長ホルモン、11~15歳は性ホルモンです。

「乳幼児期の母乳不足」や「ミルク嫌い」「離乳食の摂取不足」「小学校入学後もほかの子どもに比べて少食」などがある上で背が低い場合、将来的に平均身長に達しない可能性があります。早い時期に発達成長の専門医を受診したほうが良いでしょう。

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Q11歳の息子は背が低いので、運動をして背を伸ばすのだと、毎日クタクタになるまでやっています。運動は身長を伸ばすのに効果的なのでしょうか。
身長を伸ばすのに大きな役割を果たす成長ホルモンは、睡眠、運動、空腹時に分泌されます。しかし、運動でこれが大量または持続的に出て、予想最終身長が大きく変わることはないと思われます。この分野の研究でも、実際に運動量を多くして身長が伸びたというデータはありません。

今から30年ほど前、ベストセラーになった「背が高くなる本」の副題に“あと3センチ伸ばすために”とありました。爆発的に売れたのは、はやり“あと3センチ”でも身長を伸ばしたいという人が大勢いたからでしょう。発育期の運動の重要性は分かりますが、身長を伸ばすために無理をしてまでやる必要はなく、医学の進歩により、本人の身長発育曲線や精密検査などから良い方法が見いだされる可能性も大きいので、専門医を受診、相談されるのが良いでしょう。

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Q背が伸びないのは体質ですか?
低身長の目安はマイナス2SD
年間の伸びが4.5cm以下なら注意が必要


標準の身長からどのくらい低いと、心配なのでしょうか。
目安は、マイナス2SD(標準偏差)。たとえば、6~7歳で平均値よりも10cmも低ければ、病的に小柄というのが医学的な基準です。もう一つ大事なのは、今の身長だけで判断しないこと。1年間に4.5cm以下しか伸びていなければ少し注意が必要です。
そいういう子たちがすべて病的とは限りませんが、成長を診る専門の小児科医に相談することが大切です。身長を決める要素の大部分は体質です。親が低ければ子どもも低い。でもその中には、成長を阻害する病的な原因が隠れていることもあることを知っておいて下さい。

そのうち伸びるだろうと期待していたけれど、やっぱり伸びなかった。思春期が始まってからあわてて相談にこられても、何にもしてあげられないことが多いのです。
できれば、小学校の低学年くらいまでに、なぜ標準よりも背が低いのか、伸びていないのか、原因を調べてもらいましょう。そして、適切な対応法を指導できるのが専門医です。


小学校低学年までに成長の専門医に相談を

低身長の子は食が細いという相談が多いようです。
成長に必要なのは良質のたんぱく質。2歳くらいまでの間に十分は栄養をとっておきましょう。たんぱく質やカルシウムなどの栄養(食事)も大切ですが、睡眠や運動も子どもの発育・成長には欠かせない大事なことです。

成長を阻害している原因の病気には、どんなものがあるのでしょうか。
外見からも判断がつくのが骨の病気。成長ホルモンの分泌が悪い場合は、3歳くらいからどんどん標準の身長から離れていきます。これに対しては、成長ホルモンを補充する治療法が確立されています。そのほか、甲状腺ホルモンや性ホルモンも背の伸びに影響をします。

そして女子の低身長で案外多いのがターナー症候群です。
極端な低身長と同時に、性腺機能障害などさまざまな合併症を起こす可能性もあるので、早く見つけて治療をしてあげる必要があります。

身長を決める要素は、思春期がいつ来るかもポイントになります。思春期が来るまでに、できるだけ普通の身長近くまで伸ばしてあげる。こういう意味でも、まず小学校の低学年までに専門医に相談することです。小柄なのがいけないのではないのですが、その原因を見つけて、何とか対応してあげることが大切だからです。

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Q10歳男児。幼児のころから手の指が同年齢の子と比べて短いのです。
手の指の短い人は低身長になるとのことですが、ほんとうですか。
成人で長身長の人をみると手指、足の長さの大きい人が多いのは事実です。
身長と体のほかの部分との関係を見ると、最長両指間距離(両手を広げた時の長さ)は身長とよく相関します。したがって長身長の人では上肢が長いことのほかに手のひらも大きく、指も長いことは当然で、昔から指が長いとその子は大人になって背も高くなると言われているのはそのためだと思われます。

成人となってからの身長を予測するためには、手指の長さのほかに6歳(小学1年生)の時の身長を考慮に入れると、その正確さはぐんと上昇します。
すなわち、6歳時の身長と最終身長はよく相関するので、この時の身長がクラスで一番前なら成人した時の身長もまずその順位と思ってよいのです。
手指が短い上に6歳時の背の順がクラスで一番前なら、専門医を受診するのが望ましいでしょう。

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Q10歳の息子はクラスで1番身長が低いのですが、主人は思春期に伸びると思い込んでいます。本当に伸びるのですか?
身長がよく伸びる人の場合、思春期に入ってから成人するまでに25cm前後の増加が見込めますが、伸びが少ない人では10cm前後だと言われています。
思春期前に最終身長を予測することは困難で、数ある予測方法の中で、1番良いとされる、手のレントゲン写真(手根骨)で推測する成長力推定法(グロースポテンシャル法)でも大きな誤差が出るときがあります。

そこで思春期直前の最終身長予測では、手根骨のレントゲン写真などのほかに、両親の身長成長曲線を参考にします。
両親のどちらかが成人するまでに高身長になった場合、約4割の確率で子どもも同じ成長曲線が期待できます。
しかし両親とも成人するまでの伸びが少ないと子どもの身長急伸の期待は難しく、男子で約160cm、女子で約150cmといわれます。
思春期に入る前なら、発育手帳持参で専門医に相談するのが良いでしょう。

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Q小学2年生の息子は出生時の身長が47cmで、現在クラスの中では1番低いです。大人になるまでに伸びるかどうか心配です。
妊娠期間中の母体に特に問題がなく、また満期出産にもかかわらず出生時の身長が標準の50cmより大幅に低いとされる47.5cm以下の場合、その後標準まで伸びない人は多いものです。低身長で生まれても、2歳くらいまでに十分な食事をとれば標準身長まで伸びることもあるので、乳児期の栄養指導が大切になります。

しかし食事量が少なく、小学校時代に標準身長に満たない子どもの約半数は、成人後も低身長になるといわれています。また、成人の低身長の約20%は、出生時身長がかなり低かった統計も出ているほか、2歳までに標準身長に達さず、思春期が始まるころにも低身長だと、最終身長は標準身長より低い、男の子で約160cm、女の子で約150cmになることもわかっています(標準身長マイナス1.5標準偏差)。発達成育の専門医で、早めの受診をおすすめします。

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Q息子は現在11歳。出生時身長47.5cmで、それ以後も身長は標準に届かず、クラスで前から2、3番目です。標準身長になりますか。
新生児の標準身長は50cm。これよりかなり小さく生まれた子の成長を見ると、母体側に原因のあった時は3歳までに標準身長に近づくことが多いですが、子どもの側に原因がある時には、将来標準身長にならない人の割合が50%を越すことはあまり知られていないようです。成人になった時の身長が男子で165cm以下、女子で152cm以下の人たちの20~30%は出生時の身長が小さく、その後の成長も標準に達しなかった人が多いと言われています。

父母が思春期発達の遅い傾向にあり、中学校後半から高校生の間に身長急伸がない場合、低出生児性低身長で生まれた子は、そのまま成人になっても標準身長に至らない可能性が大きいので、専門医を受診することをおすすめします。受診時は母子手帳、今までの発育記録が必要になりますので、お持ち下さい。

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Q父母の身長から子どもの最終身長を正確に予測できるのですか?主人の身長は普通ですが私の身長は低いので心配です。
最終身長が正確に予測できれば、将来低身長になるかや、女子で170cm以上になる人の治療に有用です。世界では10種以上の方程式が出されています。いずれも必要な数値として、両親の身長、本人の過去、現在の身長、体重、肥満度、骨年齢、第二次性徴出現時の年齢、身長、その進行速度、最大思春期成長率年齢、それに加えて、これらの方程式に使用される各種係数があります。どれを使うにしても、日本人の平均身長を考慮しながら、平均より身長の低い人たちのデータが入った方程式でないと利用価値がありません。

しかし最良と思われる計算式を使っても、男児で±3cm、女児で±3、4cmの誤差が出るとされています。もっとも実際的な方法は、内分泌発達の専門医を受診し、その子について検査し、最終予測を出して、標準よりずっと低いのであれば相談されるのがよいでしょう。

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Q10歳の息子はクラスの中で背が一番低いです。主人は「高校生で急に背が伸びる子もいるから」と気にしていません。大丈夫なのでしょうか。
身長の伸びは通常の男子で15歳、女子で14歳で止まるのが一般的です。思春期遅発症の中に入る人たちの10%以下ですが、高校生(17~18歳ぐらい)になって身長が伸びる特殊な発育パターンの人があります。これは遺伝的なもの強く、両親のどちらかにこうした傾向がある時、その子どもの40%に見られるとされています。

低身長であり、毎年の身長の伸びも良くなく、二次性徴の現れも遅い大部分の人(80~90%以上)は思春期前期の身長の急伸も少なく、背は伸びません。

早めに精密検査をすれば治療によって身長を伸ばせることもあるので、専門医で受診するとよいでしょう。その場合、母子手帳や今までの発育記録を持って来院されることをおすすめします。

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Q小学3年生の息子が今年になって背の順がだんだん前になってきます。このまま一番前になってしまわないかと心配しています。昨年の身長の伸びは4.8㎝でした。
男女ともに6歳から10歳(思春期前)まで、身長の伸びは年間6㎝が基準です。
専門的には年間4.5㎝以下の伸びが2年以上続くと異常としていますが、
ここまで身長の伸びが悪くなくても年間で5㎝を下回るようであれば、
標準身長の子どもと比べたときに数年で5㎝以上の差がついてしまいます。

質問の人のように、小学校3年生の時点で身長がクラスの真ん中より前で、
年間の伸びが平均を下回っている場合、小学6年生のころには標準身長と比べて
10㎝近く低くなることもあります。ただし、この年齢になると、治療に残された
期間はそう長くありません。まずは身長に関する専門医での受診をおすすめします。
またその際は、母子手帳と、幼稚園や小学校での発育記録などを持参した方が良いでしょう。

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Q小学校6年生の息子は、1年生のころからクラスでは1番背が低かったのですが、昨年から急に伸び始め、今では真ん中あたりです。声変わりもしましたが、早すぎませんか?
身長の伸びの点から言えば、思春期発育は遅いほど背が伸びるのです。思春期前半にスパートと呼ばれる身長急伸期があり、男児で声変わり、女児で初潮が始まるのが、思春期後半にあたります。このあと男児の場合で平均7cm、女児では平均5cmしか背は伸びないといわれています。

従って最終身長は、このときまでにどれだけ伸びているかが決め手となります。その後、第2次性徴が出現してからの背の伸びは一定になってしまうので、低身長のままで第2次性徴の出現があると、最終身長が低くなることを覚悟しなければなりません。
質問の人の場合、現在の身長からすると相対的思春期早発症により、この先7cmしか伸びない可能性もあるので、母指手帳など持参した上での専門医受診をおすすめします。

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Q8歳になる息子は標準より低い身長で、主人の子どものころよりも低いようです。子どもは親より背が高くなると聞きますが、息子は大丈夫でしょうか?
成長過程で身長の伸びにマイナス要因となるものがなければ、父母よりも2~4cmは子どものほうが高くなるといわれています。しかし、6~10歳に、クラスで前から2~3番目のままできている子どもを考えたとき、満期産出生時で身長48cm以下、2歳まで少食や偏食で栄養バランスが悪い、家系に背が低い身内がいる、周りの子どもより早く思春期症状が表れるなどが、身長の伸びを悪くする要因になっています。結果的に親の身長より大きくならず、標準身長より低くなることがあるでしょう。
また、3歳以下で母子手帳の身長表の7%ラインを下回っている場合は、専門の栄養士と食事の量、質の再検討をすることなどで、身長の伸びが正しく改善されることがあります。母子手帳、学校の身体測定記録を持って専門医を訪ねることをおすすめします。

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Qクラスで一番身長が低かった小学5年生の息子が、今年になって急に背が伸びて真ん中くらいになりました。伸びる時期が早すぎて、その後伸びないということはあるのでしょうか?
4歳から9歳ごろまで、標準身長より、7~10㎝低いまま平行移動的に成長してきた子どもが、1年ほどで急激に身長が伸びる時期を「思春期前身長急伸期」といいます。この後、第2次性徴も現れるでしょう。
第2次性徴が現れ始めた子どもは、男子で声変わりをすればあと7㎝、女子の場合はその後5㎝しか伸びないともいわれています。例えば、男子150㎝以下、女子140㎝以下で第2次性徴が現れた場合、最終身長が男子が158㎝以下、女子は147㎝以下になるので、「思春期早発症」として治療が必要なことがあります。
質問の人のお子さんの場合、現在の身長が定かではないので何とも言えませんが、いままで低かった子どもが急伸した時期こそ、専門医に相談することをおすすめします。

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Q12歳の息子は、クラスの中で一番低身長です。私も主人も身長は高いほうではありませんが、やはり関係があるのでしょうか?
現在の身長から、成人になったときの身長を予測するのは難しいものです。しかし、最終身長は約7割が遺伝によって決まるともいわれ、これは隔世遺伝も含まれています。そこで、遺伝的な部分も含めて昔からよく言われている事柄を挙げてみましょう。

両親や祖父母以外で親戚(せき)に背の低い人が複数いる家系。思春期から肥満体質で、身長が同じ学年の子供に比べて低い。父母のどちらかが同年代に比べて早めに思春期に入った。普段から食欲も少なく、毎日食事を残すことが多い。手の指が短い。
これらは、現代科学の解析でも、平均身長を上回ることが難しい要素と考えても良いとされています。思い当たる節があるようでしたら、専門医を受診、相談されてみてはいかがでしょうか?

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